設備紹介
弊社の染色加工や仕上加工に必要な設備をご紹介いたします。
エンブロイダリーレースなどの繊細なレースからラッセルレース・布帛生地・ストラップテープ類まで、幅広く染色仕上加工の対応をしております。
小杉染色の信頼を築いているのは、高度な染色技術です。そしてそれらを支えているのが科学に裏付けられた豊富な染料データーです。
染色依頼の素材はコンピュータカラーマッチング(CCM)による指定カラーの分析を行い選択された染料データーから調色、そして試験染色と事前に全品染色テストを実施致します。
こうして数パターン染色された見本布を基に原反を量産機にて本染加工しております。
調色設備
コンピューターカラーマッチング(CCM)
分光光度計により色の反射率を測定する装置。登録した染料基礎データーより測色した色見本の色相を再現する調色データーを算出します。.
自動調液装置
CCMより選択された染料データーを入力することで自動的に染料を調合する装置。 .
調色試験機
遠赤外線を熱媒体とした調色試験機。個別の昇温調節が可能なので同時に多品種のビーカーワークが可能。
堅牢度・品質試験設備
紫外線オートフェードメーター
紫外部(波長388nm付近)を紫外線カーボンアークランプで照射する装置。
染色布、加工布の耐光堅牢度を測定するのに用います。
洗濯試験機
染色加工された製品の洗濯変退色・汚染・収縮などの染色堅牢度測定の試験に使用します。
破裂強度試験機
編地、布地に油圧により外力を加え破裂の強度を測定する装置。
学振型摩擦堅牢度試験機
編地、布地の摩擦に対する染色堅牢度を測定する装置。
精練、プレセット、染色、樹脂加工、検反の各工程に至るまで最新設備を駆使した一貫システムはあらゆる要望にフレキシブルに対応いたしております。
1日15,000mの染色能力があり、また数m染めといった極小ロット染色にも無理なく対応しています。
染色設備
高圧液流染色機
ポリエステル繊維を高温高圧で染色する機械。ロープ状に1本化し液流による揉み効果で色斑の無い染め上がりの効果が得られます。
ウインス染色機
ロールの回転により染色布を染液中に送り込み染色する染色機。生地にかかる張力が比較的小さい為、風合いが良好に保たれたまま染色できます。
仕上加工設備
樹脂含浸装置
ニップロールに生地を挟み通すことにより加工樹脂を含浸させる装置。
樹脂の種類を変えることで、柔軟性、帯電性、抗菌性などの機能性の効果を付与させます。
ヒートセットテンタ
巾や縦方向のピッチをそろえ、生地を乾燥・熱処理することで仕上をする機械。樹脂含浸装置と連動させることで乾燥と同時に樹脂加工を行うことが出来る。
検反巻取機
加工性量(寸法、ピッチ)や欠点(汚れ、編織不良)を検反しながら芯巻きしていく装置。