形態安定加工の概要
綿・レーヨンなどのセルロース繊維は他の合繊繊維とは違い、多くの優れた特性を持っており衣料用として重要な地位を占めています。しかし天然繊維であるが故の短所もあり、そのひとつが合繊繊維と比べてシワがつきやすい、
或いは水分による縮みが大きいなどが上げられます。
このような短所を防シワ、防縮の特性を付与することにより改良して価値を高めるのが
弊社の行っている形態安定加工です。
その特徴は
T.着用時、又は洗濯によりシワがつきにくい。
U.洗濯収縮率が小さい。また繰り返し洗濯をしても収縮率が変わらない
V.洗濯による風合いの変化がなし。
加工可能な素材
綿、レーヨンに代表されるセルロース繊維、及びそれらの混紡品。
用途事例
綿、レーヨン混のエンブレースやラッセルレース。
綿ケミカルのハンカチレースなど。